第39回 新しい憲法をつくる国民大会 
平成20年5月3日 新宿区立四谷区民ホール(9階~10階)


大会プログラム
開   会 午後1時 司会 重田典子(国民大会実行委員長)
開会の辞 「皆さん、活力ある国づくりへ立ち上がりましょう」
 堀渉理事長(新しい憲法をつくる国民会議理事長)
解説 「憲法は、なぜ改正されなければならないのか」
 清原淳平会長代行(新しい憲法をつくる国民会議会長代行)
挨拶 「憲法学者の立場から、憲法改正の早期実現を求む」
 竹内雄一郎先生(高崎経済大学名誉教授、憲法学会理事)
来賓講話(到着・御発言順) 「ねじれ国会の実情と今後取り組むべき課題」
 船田元先生(衆議院議員・自民党憲法審議会会長代理)

「私の政治信念、そして憲法改正について」
 岸信夫先生(参議院議員、自民党)

「国際貢献のためにも、憲法を改正すべきである」
 石原宏高先生(衆議院議員・財務金融委員会委員)

「私の政治信念、国政報告、そして憲法改正への想い」
 小池百合子先生(衆議院議員・元首相補佐官・防衛大臣)

「国政報告、そして憲法改正について」
 平沢勝栄先生(衆議院議員・外務委員長、前内閣府副大臣)
大会決議朗読  大塚正尚(大会実行委員)
閉会の辞  小林正理事(新しい憲法をつくる国民会議理事、元参議院議員)

※肩書は、平成20年5月3日時点による。


大会風景


大会全景
堀渉理事長

開会の辞 堀渉理事長
(新しい憲法をつくる国民会議理事長)
堀渉氏は、昭和32年に、岸信介総理事務所へ入所。以来、30年勤務。岸元総理の逝去後も、残務整理につとめた。退任後、平成6年より当団体理事、平成17年から理事長。この日は、「皆さん、活力ある国づくりへ立ち上がろう」と呼びかけた。

清原淳平代表代行

解説 清原淳平代表代行
(新しい憲法をつくる国民会議会長代行)
昭和54年に、岸信介元総理から、当団体はじめ3団体の実務を委嘱さる。この日は、長年未改正の弊害、国際法上の問題、28ヵ所もの法律用語の誤り、第9条など条文の問題、改正ルールの欠如など、詳しく説明した。

竹内雄一郎先生

挨拶 竹内雄一郎先生
(高崎経済大学名誉教授、憲法学会理事)
当団体は、昭和54年以降憲法学会所属有志学者から御指導をいただいてきた。今年は、竹内先生より、「憲法学者の立場から、憲法改正の早期実現を希望する!」と題し、御講話をいただいた。

船田元先生

来賓講話 船田元先生
(衆議院議員・自民党憲法審議会長代理、元国務大臣経企庁長官)
船田議員は、「ねじれ国会の実情と今後取り組むべき課題」と題し、昨年5月に「国民投票法」が制定され、国会で憲法審査会が始動しなければならないのに空転している。民主党はじめ野党もぜひ応じて貰いたい、と強調。

岸信夫先生

来賓講話 岸信夫先生
(参議院議員・参行政監視特別委理事)
世界は経済大国である日本に、国際貢献を求めている。憲法改正して応ずるべきなのに、そのための憲法審査会も開けないのは、極めて遺憾である。野党も、審査会開会に応ずるのが、国民へ対する義務と考えて貰いたい。

石原宏高先生

来賓挨拶 石原宏高先生
(衆議院議員・財務金融委員、東京3区)
いまの国会ねじれ現象を見るにつけ、ドイツ基本法の「政党の内部秩序は、民主制の諸原則に合致していなければならない」とあるのと同じような、「政党条項」を憲法改正して入れることを、痛感する、と提案した。

小池百合子先生

来賓挨拶 小池百合子先生
(衆議院議員元環境・沖縄北方大臣、首相補佐官・防衛大臣)
環境大臣の体験からも、環境権を憲法に明記すべきだ。また、防衛大臣の体験からも、イージス艦の中枢情報が漏洩して、世界の信用を失った。現憲法に特別裁判所の規定がない。軍法会議・軍事裁判所を置くべきである。

平沢勝栄先生

来賓挨拶 平沢勝栄先生
(衆議院議員・外務委員長、
前内閣府副大臣、元拉致特別委員長)

日本は、1963年に、北朝鮮の不審船を発見してから2001年の銃撃戦まで、21回も追跡したが、引き返している。こうして拉致が長年月間防げなかったのは、現行憲法の規定のせいだ。国民もぜひ理解してほしい。

大塚正尚

大会決議朗読 大塚正尚 (大会実行委員)
今年の憲法大会は第39回となるが、大会決議は時宜に応じて内容を変えている。また、大会決議の朗読は、その都度、会員の中から、あるいは協力団体の中から推薦をいただいている。今年は、長年協力いただいている団体の推薦により、大会実行委員に、朗読をお願いした。

閉会の辞

閉会の辞 小林正理事
(新しい憲法をつくる国民会議理事、元参議院議員)
主催団体を代表し、参会者へお礼を述べる。

万歳三唱 半本茂評議員
(新しい憲法をつくる国民会議評議員)

司会進行

▽司会進行 重田典子大会実行委員長








大会決議

大会決議